『~♪』

「菜月~!久しぶり!!」


ん?


…あ!


『せれな~♪おはよう!』

「おはよ」

『夏休みは彼氏と沢山遊んだ?』

「うん!もう大満足♪」

『よかったね!』

「菜月こそ夏休みだったし……」

『ん?』


なんだか……せれなニヤニヤしてる…?


……なんだろう?


するとせれなはあたしの耳元で……


「良夜君と…シタんでしょ?」

『えぇっっ!?』

「あ、図星?」

『////!』


な、何でわかったの!!?


するとせれなは溜め息をついて…


「ほんと菜月って顔に出やすいよね?」

『そ、そうかな?』

「そうだよー!で、良夜君…上手だった?」

『!!?』


何てこと聞くのよーっっ!?


そんなのっそんなのっ


「ねぇーどうだったの?」

『初めてだったから上手とか下手とか分かんないよっっ!!』

「あ、そうだよね。ごめん、今の無し」


ほんとにも~…


新学期の朝から何話してんのよ……あたし達…


すると


「そういえばさ―うちのクラスに転校生来るんだって」

『ふーんそうなんだ』

「楽しみだな~♪」

『そうだね。あ!そろそろ教室行かなくちゃ!』

「じゃあ、行こう!」


そしてあたし達は教室に向かった