夏の桜が咲く。


週末

いつもの橋で待ち合わせた

「梨桜っ…、ごめん
ちょっと遅れた」

息切れしながら言う夏来くん

「いいよ!10分くらい」

それに息切れくるほど
走ってくれて…、

「本当ごめんな?
んで、行きたい所って?」

「あっ、私の思い出の場所なんだ。
つまらない所なんだけど…」

「梨桜の思い出の場所なんだろ?」

「うん」

「なら つまんなくないよ」

そう言うとニッコリ笑って

私の手を握った

「本当?ありがと」

そんな話をしながら

丘を登った