「ここだよ!」
「おっきいね!」
「いやいや…全然」
本当に大きい
「お…おじゃまします」
「どうぞー」
玄関も大きい
リビングに入ると
とっても可愛いお母さんがいた
神田くんとは似てなくて
フランス人形みたいに
本当に綺麗と思った
「えっとー…サクラちゃん?かしら
いらっしゃい」
ニコッと笑うと
どこか神田くんと似ていた
「母さん、佐倉梨桜さんだよ」
「梨桜ちゃんね!よろしく
夏来の母です」
「佐倉梨桜です、
よろしくお願いします」
ペコペコした
「梨桜ちゃん可愛いっ!
気に入ったわ!」
そう言って抱きついて来たお母さん
「母さん、佐倉さんが
嫌がってるだろ??離れろよ」
そう言うと私の手を引っ張った神田くん
「夏来ったらヤキモチやいちゃって!」
そう言って笑うお母さん
良い家族だなぁ…
あっ、お土産
「あの…これ。
本当つまらないものなんですけど…」
「気 使わなくてよかったのに」
「あらぁ何かしら!」
「本当、期待しないでください…」
そう言うとお母さん達は
紙袋をあけた
「すっごいわね!これ手作り?」
「はい…」
「佐倉さん凄いな!」
「全然…」
「食べてもいいかしら?」
「おいしくないですけど…」
「いただきます!
夏来も貰いなさい?」
「おぅ。いただきます」
…
食べてからの沈黙。
「「……!!」」
「美味しくないですよねぇ…」
「うますぎ!」
「おいしいっ!」
ぴょんぴょん跳ねるお母さんと
感心している様子の神田くん
嘘ではないようだ…
「よかったぁ…(笑)」

