夏の桜が咲く。


入試がおわって

久しぶりに夏来くんと

二人で会う事になった。

クリスマスも会えなかったから

すっごい寂しかった…。


「夏来くんっ…!久しぶりっ」

思いっきり後ろから抱き付いた

「わぁっ!ビックりした」

そう言って笑ってた



「俺、車の免許とることにしたー」

「凄いねっ。私はまだいいかなぁ」

「まだとか言ってると
気付くともう、いい年したおばさん
なってるぜ?」

「ひっどーい!
いいもん!ずっと絵を書いとくからー」

「なら毎年俺に向日葵書いてよ?
ほら、誕生日と付き合った記念日
合わせて一枚でいいからさっ」

「しょうがないな〜(笑)」

「そうやってさおばあちゃんと
おじいちゃんになって
二人で見直そうな!」

「うん!」

これってプロポーズ?

よくよく考えたら 恥ずかしくなってきた


毎年書こう絶対に

向日葵の花を。




「これ、クリスマスプレゼント。
めちゃ遅れたけどな(笑)」

夏来くんが差し出した

「ありがとう…っ。
ごめん私なにも用意してない…」

「全然いいよ
梨桜がいてくれるだけでじゅうぶん」

本当に申し訳なくなった

「開けてもいい?」

「うん。」

中には 南京錠と鍵のネックレス

「これ…どっちかつけてて」

「私が選んでいいの?」

「女の子は軽いから鍵のが
いいかもな」

「なら鍵にするね」

「なら俺南京錠。」

「うん!ありがとうね」

チェーンで可愛かった

実際に南京錠があく仕組みらしい

「俺の南京錠外すまで
絶対はずさないで」

そう言うと夏来くんは南京錠をつけた

「分かった…」

「絶対梨桜を迎えに来るから」

「何の話?」

「いや…なんでもない
とにかくはずさないで」

「わ…わかった」


意味深な言葉を残した夏来くん