夏の桜が咲く。


三年生のクラスは

思った以上に静か…

いいのか悪いのか分からない。


席替えで四人は

近くの席にした。


三年生になって皆進路へ向けて

勉強している人もいれば

何も考えてないような人もいる


そう言えば…

夏来くんと進路の話なんて

した事なかったな。

後で夏来くんに聞いとこ


「ねぇ香織」

「なぁんだい?」

「進路…どうする?」

「私は、一応家の仕事を継ぐ
って感じかなぁ?梨桜は?」

そっか…
家は社長さんなのかな

「私は美大に行きたいって
考えてる」

「梨桜らしい!
ならすごい勉強しないとじゃない?
よく分からないけど…」

「うん…
学力も画力も想像力も
全部あげないといけない」

「頑張ってね!応援するよ」

そう言って香織は

ピースしながら笑った

「ありがと!」

「離れても親友だぞ!」

「うん!もちろん!」

親友かぁ…

何か嬉しい!



その日の帰り道。

「夏来くん進路どうするの?」

「俺?とりあえず大学行く感じかな
海斗にぃちゃんもそうだし」

「そっか。」

「梨桜はもちろん絵だよな?」

「一応美大に行きたいって感じかな」

「梨桜ならいけるよ!」

そう言ってもらえると

勉強にも励める。