年が明けて。
夏来くんもおばあちゃんの所
する事もなくって
鏡餅をデッサンしたりしてると
お父さんに呼ばれた。
「なぁに?お父さん」
「進路どうするんだ?」
「進路⁈」
ちょっとビックリした
お父さんがいきなり進路なんて
言い出すから
「梨桜と進路の話なんて
しなかったから
そろそろ話した方がいいと思ってな」
確かに。
高校も私の独断だったし
「将来なりたいものなんか
あるのか?」
「んー…ないかな」
でも絵を書く職業って言うのは
何度か考えた事があるけど
絵で食べて行くのは正直厳しい
「梨桜は…
絵の道もあると思う」
「え?」
お父さんが絵の道を勧めてきて
少し驚いた。
「本当に繊細な絵が書けるからな
美大を目指してもいいと思う」
「美大…」
「まぁ…考えなさい」
「はぃ。」
部屋に帰ってきた。
ベッドに座ってみる
日記をみる
こんな絵で美大にいけるの?
正直部活とかにも入ってないし
自分がどこらへんのレベルか
分からない。
まぁ…まだ二年生だし
ゆっくり考えよう

