待てよ…
この後に渡すのか…
いやいやいやいや。
ダメだろこの後は!
こんなヤツ…
「夏来くんへのプレゼントは
また今度ね!」
「ごめん」
「え?」
「実はさっき 紙袋倒れて
見てしまった…」
「えぇーーーーーーー!!!」
「アレ…俺にだよね?」
「…」
「欲しい…な!」
「だってさ。こんないいのもらった
後にこんなの…」
「梨桜にだったら
ゴミもらっても嬉しいし(笑)」
そう言って夏来くんがニッコリ笑った
でもゴミって…(笑)
「なら…どうぞ」
絵とリストバンドとタオルを渡した
まずリストバンドとタオルを見て
「バスケに使える!ありがと!」
そう言った
絵を見て
「…」
「やっぱり下手…だよね」
ぶんぶん顔を横にふった夏来くん
「梨桜は将来画家になるべき天才だよ」
そこまで褒められると
逆にびっくり。
「そんな上手くないよ」
「これ俺らだよね?」
「うん」
私が書いた絵は
色々な淡い色の向日葵と海と空
の中に
後ろを向いて立っている
神田家の人達
いちを夏をイメージしてみた

