それから一週間
夏来くんの帰りを待たずして
絵に打ち込んだ
夏来くんにも絵を書くから
と ちゃんと話した
もちろん夏来くんにあげるものとは
言わず。
金曜日終業式
いつも通り長い校長の話を聞いて
走って家まで帰った
明日はクリスマスイヴ
絵はもうすぐ完成
集中だ…
「できた!」
一週間かけた大作
「夏来くん喜んでくれるかなぁ…」
頑張って書いたものの
やっぱり心配になる。
ケーキでもやこうかな
プルルル…プルルル…
電話だ
「もしもし」
「梨桜?明日どうする?」
夏来くんだっ!
「どうするとは?」
「いやぁ…会ってくれる?
いちをクリスマスイヴだしさ」
「会いたい!」
「今日は積極的だね(笑)
ならどこで会う?パーティー的な感じにする?」
「任せるよ!」
「俺ん家でしてもいいし…?」
夏来くんの家っ!
一気にテンションがあがる
神田家大好き!
「夏来くんの家がいい!」
「わかった!」
「ケーキやいていくね!」
「楽しみにしてる!
んじゃばいばい!」
「ばいばい」
ケーキの準備しなきゃなー!
ルンルンで台所へ行った

