願い星地蔵




その後、俺はリビングに向かい、軽く夕飯を食べ終え
呑気にテレビを見ている母さんに瑞樹の事について聞いた。


「おい、瑞樹って誰なんだよ」


「何言ってんの、瑞樹はあんたの弟でしょ。忘れたの?」


「はぁ?……いや、言ってる意味わかんないんだけど」


「雅之、大丈夫?熱でもあるんじゃない?」



いや、熱があるのはお前だろ。
俺は昔から一人っ子で弟なんて絶対いない。
とりあえず親父が帰って来たら聞いてみるか。


俺はもういいと言うと、自分の部屋へと戻った。


瑞樹って本当に誰なんだよ……意味わかんねえな。


ガチャ


「あ……」


ちょうど良く瑞樹が現れ、俺は無視して自分の部屋へと入った。


入る際に何か言われたような気がするけど全て無視した。