暗い一室の中俺はパソコンの画面を集中しながら敵を倒して行く。


「おい、邪険!なに殺られてるんだよ!」


「……玄人だって、さっき殺られてたじゃん」


「俺はいいんだよ!この雑魚が!!」


「もう、お前とはやってられねえよ!」


邪険はそう言うと通話を切った。


あー、やってられねー
こんな奴、ブロックしてやるわ!


「雅之、ご飯はよー」


「うっせんだよクソババァ!!」


「もう、雅之ったら……瑞樹、お兄ちゃん呼んできなさい」


「はーい」


ん?


瑞樹って誰だよ……
俺に兄弟なんていないはずだ
……いないばすだよな?