願い星地蔵




重たい瞼を開け、俺は辺りを見渡した。



………



暗くて周りが良く見えね。
俺は部屋の明かりをつけるため、立ち上がった……



あれ?
おかしい……



普通、人間なら二足歩行のはず……



だが俺は手足で立っている。
つまり、こんな感じ→┌(┌ ^o^)┐
別に説明しなくてもいいよな。



ていう事は、この部屋は莉緒ちゃんの部屋……



ガチャと音がし、眩しい光が俺の目を攻撃する。


「あぁー、疲れた」


莉緒ちゃんはそう言うとベッドに倒れた。
時計を見ると深夜3過ぎ……


俺の莉緒ちゃんが夜遊びをする訳がない!


そうだ、友達と深夜まで勉強してたんだよ!
うん、そうに違いない。


「あ、由美から電話だ。もしもし由美、どうしたの?」


莉緒ちゃんはその後、友達と長電話をしていた。