声に振り返ると 数m先に…柚子の姿があった 「…柚子!」 「春!」 良かった、無事だったのか そう思って駆け出した瞬間 柚子の背後に…触手が確認出来た 「…柚子!!!」 伸ばした手 柚子に触れられるまで…あと少し 伸ばした手と手の指先が触れた…その瞬間 「っ…きゃぁぁぁぁ!!」 「柚子!!」