葵の言葉に、全員が最悪のシナリオを浮かばせた 「2人は生きてるよ。」その中で、來の言葉は響き渡る 「私には感じる…。2人の波動は、まだ存在しているよ。」 何の迷いなく言った來 だからか、渚達はすぐに信じられた 「…選択する余地、要らなかったな。」 渚の言葉に、來は首を傾げる 「俺達の答えは、決まってる。」 迷いを写していないその瞳に 來は満足げに笑った