この時代?
その単語に、渚は違和感を覚える
「何でお前がここにいんだよ…?それに、その姿…!」
「落ち着いてよ直。一気に聞いたって意味無いよ…。」
柚璃に止められて、直はチッと舌打ちをついた
直の質問は、ここにいる誰もが思っていること
何故消滅した筈の來がここにいるのか
そして…何故『少女』の姿をしているのか
「これは、この時代の志穂の判断。」來はそう話し始めた
「これから始まる脅威に立ち向かうため、『私』が適任だと志穂が判断した結果…志穂はまだ『私』が存在している過去の自分と入れ替わった。」
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