「へ!?」思ってもみない言葉に、
俺は間抜けな声が出た
「何か、二宮春?」
「何かって、敦だって寝てるじゃねぇか!なのに何で俺だけ…!」
俺の指さした先には
顔を机に突っ伏して、俺なんかよりも潔く寝ている敦の姿
それを見た途端、鉄仮面は深い溜め息をついた
「私は救いようの無いバカは放置する主義なのよ。」
オイ敦!!
そんな幸せそうな顔してるけど、お前今最上級に貶されたぜ!?
「とりあえず、異論があるなら昼休みに聞く。大人しく席に座りなさい二宮春。 」
まるで蛇のような睨みに、俺は一瞬寒気がして
大人しく席についた


