「どういうことだよ葵?」 おじさんは勢いで立ち上がった 「…海と華が居なくなってから7年。その間、何回も能力を使ってみたけど2人の痕跡すら掴めなかった。 とういことは、二人は地上じゃなくて…魔界か天界にいる可能性があるんじゃないかって。」 「…確かに、葵の千里眼でも見つけられねぇんなら、その方が辻褄が合うんじゃね?」 直の言葉に愁も「そうだな。」と頷いた 「葵の能力は、この世界全てを見通せる絶対的な力…。その力でも無理なのなら…。」 「2人は、魔界か天界のどこかにいる。」