spiral "eternal"









荒れ果てた街



その街を更に…大樹の枝が切り裂く


そんな光景を下に見ながら、俺はただひたすら進んでいた



分かる


アイツが…この先にいる



アイツって誰だ?


分からない…けど、俺は…



「親友…だったんだ…。」


そう、『俺』は


『アイツ』と親友で


かけがえのない存在で


『俺達』は…3人ずっと…


「!」俺は1度止まる



いつの間にか下は海で



その海から…今までとは比ではない大きさの大樹の幹が、姿を現していた


「ここだ…!」


感じる


アイツの気配が、ここから…!


俺はまた再び進もうとした瞬間




「っうわっ!」