「…ぅ。」


何故か、意識はゆっくり夢から戻ってきた


…何の夢見てたんだっけ?


悩んでみたものの、何一つ思い出せない



時計を見れば、夜中の2時を指していた




…早く寝ねぇとまた明日起きれなくて雫に殺される



そう思ってもう一度目を閉じる




「…寝れねぇ。」



何か、変な予感がする


それが気になって中々寝付けない



チッ、と舌打ちをついて、俺は起き上がる



…トイレ行こう


そう思って、俺は部屋から出ていった