少年はチラリと今まで座っていた玉座に視線を向ける …残念でしたね、魔族の少年よ… ククッと少年は笑った 「…さて、どれだけ時が経ってしまったのかは分かりませんが…。」 視線を前に戻して 少年は足を進めた 「始めましょうか、世界の再建を…!」 その瞬間 少年の『碧色』の瞳は怪しく輝いたーーー