確か、誰かと喋っていた 俺はそいつらといるのがとても幸せで この幸せを…失うのが怖くて… 「…ま、そう焦んなよ。その内來も帰ってくるし、お前は当初の予定通りまずは非戦闘員の撤収と魔物討伐にあたってもらう。」 「…あ、あぁ。」 そうだ 俺が思い出さなくても…その内來が全部明らかにして帰って来るんだ それまでに…俺は、もっと強くならないと…! 苦しそうに歪めた倉崎の顔が頭に浮かんだ 「倉崎…。」 俺が、絶対にお前を助けてるから…!