「覚悟…。」俺の中で、何かがゆっくり溢れてきた
いつだったかは分からない位の遠い記憶
大切なものを護りたいと、強く願った自分
ただ純粋に、そう願ってたんだ
「ありがとう、stay。」
俺はstayに向き直った
「能力者とか、関係なかったんだよな。俺は…俺がしたいことをすればいいだけだったんだ。」
柚子達を助けたい
それならもう迷わずに、倉崎と立ち向かえばいい
アイツが自分の意思で、反学園勢力として立ちはだかってくるなら
俺も、俺の意思でアイツを止める為に立ち向かう
「俺が、倉崎を…反学園勢力を止めてやる。」


