「ぅ…。」辛うじて、意識はまだ残っていた けど、身体中に感じる痛みで、油断すると意識が飛んでいきそうだ 何が起こったか分からなかった 何も見えないまま…俺達はアイツの攻撃にやられた 皆も、生きてはいるが意識を保つので精一杯らしい 俺達は起き上がる事も出来なかった 「まだ息がありますか…。さすがは『あの少年』に連なる者…しぶといですね。」 魔族がまたニヤリと笑った 今度こそ殺られる…! 覚悟を決めて目を瞑った ダンーーー