いきなり相手に向かって、槍が降ってくる すぐに振り返ると、口から漏れている血を拭っている愁の姿 「愁!」 「チッ…図に乗ってんのはソッチだろうが。」 遠目からでも分かる 愁が不機嫌であるとこは、すぐに読み取れた 「渚、春!一人一人相手にしてるだけ無駄だ。一気にケリ着けるぞ!」 「「お、おう。」」 あまりの迫力に俺と渚は少し吃った 愁が味方で良かった、と俺は心の底から感謝した 「'炎球'!」 「'剣の舞'!」