「反学園勢力?」渚は首を傾げた
「学園に対する反抗勢力だ。能力者を恨んでて…'能力者狩り'もコイツ等の仕業って…。」
俺の説明に、渚は「成程、來が言ってたやつか。」と納得した
…そういえば、おじさん達はあの夜で喋ってた内容からみると…反学園勢力を知っていた筈だ
だけど、今の渚は知らない
渚が反学園勢力を知るのは、もっと後の事だったのか…
「で、そんな奴等が何の用だよ?」
「…我々の目的を果たしに。」
1人の女が答えた
「能力者を抹消する…。それが、我々の使命だ。」
その言葉を合図に
銃の照準は俺達に合わされた
「…そんな銃如きで、俺達を倒せるとでも?」


