渚の声に、俺は無意識に前に飛んだ
すると、さっきまで自分が立っていた場所に鋭い爪が食い込んでいる
「っ…!」
今の…避けなきゃやばかったよな…?
「来たか…。」
俺が着地した頃には、渚と愁は構えていた
姿を現したのは、鋭い爪を備えた巨大な獣
…これが、魔物…
「コイツは上級魔物だ!連携で一気に片付けるぞ!」
「「了解!」」
俺は間合いを詰めていく
「'槍の雨'!」
上空から、無数の槍が魔物を襲う
それで視界を神経を奪った
「'炎球'!!」
渚から炎の球が魔物に向かう
上手く直撃した
「…'星光'!」


