火花を散らす直に対して夾は完璧にスルー
この2人…緊張感ねぇな…
「あと、動くときはフードを被んの忘れんなよ。一応規則だからな。」
愁の言葉に、みんなフードを被った
普段、協会に属している戦闘員は家庭を持つ者が多い
その為、魔物や周りの奴等から恨みなどを買われないように…顔を隠して戦う事が義務付けられている
全て…自分の家族を護るため
「相手は上級魔物だと仮定して…俺達も2つに別れる。
葵から情報を得、各々魔物を討伐。非戦闘員を見かけたら保護しろ。」
「「「了解!」」」
みんなの瞳にやる気が映る
みんな、心底楽しそうな表情をしていた


