振り返ると、1人の女性が近づいてきた
「赤いフードの制服…。間違いない、貴方達が星組ね。」
「あぁ。あんたは?」
愁が一歩前に出る
任務の時は、協会から与えられた制服を身につける事が義務付けられている
制服の基はみんな同じだけど、それぞれの部隊によって備え付けられているフードの色が違う
俺達星組は、赤色だった
「私は、特殊部隊医療チーム第3班…明智よ。」
よく見ると、その人のフードは藍色だった
それが、医療班の証
「星組が来たら、情報を教えるように本部から仰せつかっているわ。」
「助かる。さっそく教えてくれ。」


