窓から目をそらさない來に、stayは声をかける



「…『夢の少年』。」


先程夢で視た、1人の少年の物語


彼の側には、天使と魔族が居た


続きは視れなかったけど、この事件に関わっているとみて間違いない


おそらく…この時代の海と華にも関わっている



「來…大丈夫か?」


「ねぇstay。」


「あ?」とstayは首を傾げる


まだ核心に迫ってはいない


なら…時には待つことも大事か



「みんなの力を測ろうと思うんだけどさ…。」


全員が無事に生きて帰ってきてくれるのか



それすらも…賭けに近いーー