「もう、忘れるんだ。そう、決めたから…」


とある中学校の屋上で、1人の少女がつぶやいた。


手には、1枚の写真。
それを、少女はやぶいていった。


「これで、もう終わりだ。」
と、少女はその写真を手放そうとした。