タケルは、お父さんと同じ心理カウンセラーを目指していると話してくれた。
自分がお父さんから助けてもらったように、自分も心に傷を負っている人たちの力になりたい、と。
その為に高校を卒業したら、アメリカの大学に留学するつもりだったようだ。
しかし、そうなればわたしのそばに居ることは出来ない。
日本の大学に通うことも考えたらしいが、どうしても日本の大学で行きたいと思える所が見つからず、迷っているらしい。
わたしは何も言わずに、ただ黙ってタケルの話を聞き続けていた。
「しずくは、この話を聞いてどう思う?」
そう訊かれたが、わたしは何とも答えることが出来なかった。
正直に言えば「行って欲しくない」。
けど、そんなタケルの夢をわたしの我が儘で諦めさせることなんて出来ない。
「ちょっと考えさせて…」
わたしがそう言うと、タケルは「わかった」と言い、わたしの部屋を出た。
自分がお父さんから助けてもらったように、自分も心に傷を負っている人たちの力になりたい、と。
その為に高校を卒業したら、アメリカの大学に留学するつもりだったようだ。
しかし、そうなればわたしのそばに居ることは出来ない。
日本の大学に通うことも考えたらしいが、どうしても日本の大学で行きたいと思える所が見つからず、迷っているらしい。
わたしは何も言わずに、ただ黙ってタケルの話を聞き続けていた。
「しずくは、この話を聞いてどう思う?」
そう訊かれたが、わたしは何とも答えることが出来なかった。
正直に言えば「行って欲しくない」。
けど、そんなタケルの夢をわたしの我が儘で諦めさせることなんて出来ない。
「ちょっと考えさせて…」
わたしがそう言うと、タケルは「わかった」と言い、わたしの部屋を出た。
