月と太陽

それからお父さんとお母さんは、晴れて恋人同士になり、お父さんが大学を卒業と共に入籍をした。

当時、お父さんは心療内科の医師として勤めていた。

普通に2人暮らせるくらいの経済力だったが、お父さんもお母さんも子宝に恵まれることを望んでいた。

しかし、なかなか授からず、不妊治療もしたらしい。

不妊治療は心身友に辛かったと、お母さんは言った。

不妊治療も上手くいかず、落ち込んでいるお母さんを、お父さんは仕事へ同行させた。

お父さんは定期的に孤児院を訪問し、子どもたちの心のケアをしていたのだ。

そこでお父さんとお母さんは、タケルと亜利沙に出会ったのだった。