「私は007。ロボットです。」
俺は固まる。
思考回路が止まる。
ロボットって、ロボット。
あのテレビでジュースとか運ぶロボット?
「私は去年12月に完成した最新型ロボットです。」
「ちょ、ちょっと待て!」
「なんですか?」
「ロボット…ってさ、誰かに操作されねーと動かないだろ?」
「いえ、私は人工知能の付いたロボットなんです。なので自分の意志があります。」
よく考えろ。
俺はきっと夏バテでやられてるんだ。
これは夢だ。
早く目を覚ませ!
「何か考えているようですが、夢ではありませんよ。」
その一言に、俺は全身の力が抜けるのを感じた。

