「蜜、・・・蜜は紫雨先生のことが_」




「好きなんかじゃない!紫雨なんてどっかいっちゃえ!!」





「「蜜!」」






紫雨と右京君の声が図書館に重なった。



そのまま、廊下を走り抜ける私。




・・・紫雨。





なんで、私こんなに悲しいんだろう。



紫雨と麻矢先生先生がキスしていたから?




なんで、キスしていたら悲しいんだろう。