「嘘じゃない。・・・やっぱり部屋戻る。」 俺の手を振り払って部屋を出て行った。 バタンという音が静まった部屋に響く。 なんなんだ、この気持ち。 蜜のあの表情。 教師と生徒・・・ 禁断の恋だけども叶うこともないのか。 俺は蜜が好きですよ、それを伝えられたらどれだけ楽なんだろ。 でも、それは蜜を困らせるから。 蜜は勉強はできる優等生だ。 でもこっちの感情の勉強は問題児。