「あ、ここ。2+4が8になってますよ。」 「本当だ、ここが違うから全部狂ってきたんだ。」 「そういうことですね。珍しい、蜜がボンミスだなんて。」 そういうと少しうつむき気味になった蜜。 「・・・本当はなんですか?この問題が理由じゃないでしょう?」 「紫雨、ちょっと柄にもない話なんだけど。」 「どうぞ、俺に話してください。」 蜜のその悩ましい表情からだと何かあるんだと察した。 蜜が悩むことなら俺がすべて一緒に悩んであげたい。 もっと・・・俺を頼ってください。