不器用な分純粋なんだ。 「あの・・・紫雨。」 「なんです?」 箸をいったん止めて俺の顔をまじまじと見上げてきた。 どんな表情もそそるんですがね。 「あ・・・」 「あ?」 「あり。」 「ありが、どうかしたんですか?」 なんて、本当は何が言いたいのか分かってるけど可愛いから苛めたくなる。