「鍵もかけずにのんきに料理など…。蜜は可愛いんですから少しくらい用心してください。鍵開けっ放しで、襲ってくださいって言ってるも同然ですよ。」




「…そんなことは。」




「蜜はそのつもりでしょうが男からしてみればそんなもんです。」





「そ、うなの?」




やっぱり分かってなかった。


人を疑うことを知らない純粋すぎる蜜。



「ええ、だから。ちゃんと鍵はかうように。」




「…はい。」





ちょっと、しんみりした顔でうつむいた蜜。