「それは、そうと私は勉強したいんだからね。あっち行っててよ。」



時雨がいると勉強できないんだから。



「まったく、俺が敬語だからって大人・・いや、俺だってまがりにも教師なんですからね。容赦なくため口ですか。」



やれやれと首を横に振る時雨。




「そんなの今に始まったことじゃないでしょ。」



「まっ、そうなんですけどね。」




そういうと、自室・・・


いや、時雨が同居してるのは私の家だから私の家の空き部屋に帰って行った。




時雨がいなくなるとぽつんと取り残された私。