忍君を見ていた視線を、数学の公式を一生懸命教えている先生に向けた この頃… 忍君を見ているだけでなく、もっと近づきたくて堪らないと思っている自分がいた もう一度、チラリと忍君を見る 長い前髪と分厚い眼鏡で忍君の表情がイマイチ読み取れないけれど、先生の話しを聞いているのは確かだ それを確認しながら、思わず深ーいため息を零す