授業中
林田はずっと亜美と話していた

『好きじゃないって言ってたくせに…』

やっぱり亜美はあまり好きにはなれない

二人の仲よさ気な光景を見ていると胸が妙に痛む

モヤモヤした気持ちを心に閉じ込めたまま
次の日がやってきた




学校に行くとやっぱり林田が目についてしまう


昨日の二人の姿が脳裏に焼き付いて離れない

林田を見るたびに胸が痛む
苦しい…
















「それはヤキモチだよ☆ヤキモチ妬くほど好きになっちゃったかあ」

放課後、私は恵美に
相談に乗ってもらっていた
「ヤキモチ…ねえ。やっぱり恋って苦しいね…」