あなたの孤独に気づくまで




夜の10時近くで、外は真っ暗だった。


玄関を出るときに
「美樹!どこに行くの!こんな時間に!」

と、お母さんに止めかけられたが

「コンビニ!すぐ戻るから!」

私はそう叫んで走り出した。



恵の家は一度…
あのお泊まり会をしたとき以来だ。



もし、恵のお母さんが今日もいなかったら…
もし、今不安定な恵が一人だったら…


私は恵の家に向かってひたすら走った。