あなたの孤独に気づくまで





5人で机を寄せあい、ご飯を食べてる時に
ガラッと、教室の扉が開いた。


悲しい顔をした、恵がそこにいた。


「恵…。」

私が思わず呟くと、

「岩崎君、バスケ部のミーティングだって!美樹、まりちゃん達とご飯食べてるんだ!仲間入れて♪」


そうやって、私達の席にやってきた。



「男バス…ミーティングなんて聞いてないけどなぁ…」

恵が、一旦自分の席に戻ってる間に
ちあきちゃんがそう呟いた。



クラスのみんなの、恵を見る目は好奇心でいっぱいだった。


「…いつも岩崎君と一緒なのにねー」


「めぐちゃん、うざがられてるって本当なのかなぁ」



そんな、ひそひそ話が私には聞こえてしまった。


「たまには、みんなとご飯食べるのもいいよね♪」


笑顔でそう話す恵に聞こえていない事を私は祈った。