微かに残る優の香りに胸が締め付けられる。 優の残り香を逃すまいと、自分の身体をグッと抱きしめた。 「今、優に会えたの…」 彷徨う私の視線の先には、卒業したはずの美月先輩がいた。 漏らした私の呟きに美月先輩は、複雑そうな何とも言えない顔をしていた。