「ふっ、なぁ~んてなっ! なんつー顔してんだよ」 顎から手を放した先輩に、グシャグシャと髪をかき混ぜられる。 先輩の想いが痛いほど伝わってきた私はされるがままになっていた。 ふとその手をとめて、真剣なまなざしで見つめられる。 その瞳からは、先程までの迷いは感じられなかった。