窓の外をから、 アブラゼミの鳴く声が聞こえる。 とてもうるさいな。 きっと外はとても暑いんだ。 「あ、そうだこれ、良かったら食っといて」 ベッドの隣の小机に、コンビニで買ったおにぎりを二つおいてくれた。 「ありがとうっ‼」 「そのうち検査があるだろ? 俺、もう帰る」 「ぇ…」 ガチャ…… そう言って、出て行ってしまった。 ついさっき来たばっかじゃん… 病室はシーンとする。 なぎさちゃんが居ないと… 落ち着かない。 寂しい。