私の、大好きな人。




 いつだって大らかで。

 私に甘くて。

 凄く、凄く、心配性な人。



 甘く、

 蕩けるような、

 それでいて

 火傷してしまいそうなくらい

 情熱的な瞳で、

 私を見つめる人。



 ――……棗さん。


 私は




 そんな貴方が、好きなのです。