あの一夜から2ヶ月ほどたち、私は何事も無かったように学校へ通っている。 「美優…次体育。」 「あ、そうだった!ありがと奏!」 私たちは着替えてグランドへ向かう。 「今日、マラソンだってぇ…」 生徒達のダルそうな声が聞こえる。 長距離か…めんどくさい。 そう思いながらもグランドを走った。