好きになった人は…双子の兄でした。【完結】

やっぱり喧嘩…したのかな…?


もう…



育と仁美は喧嘩するほどの仲なんだ…



二人の問題に私は入れない…



私はなんだか…置いてけぼりにされたような気がした。



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たわいもない話しをしながら学校までの道のりを歩く。



仁美が迎えに来るようになってから、私と育も歩いて行くようになった。



後、学校まで数分ってところであの和也君って子が待っていた。



『和也、オハヨ―』



「うっす!」



仁美と育が和也を見て声を掛けた。



『ハョ~今日もオアツイねぇ♪』



和也君が育と仁美をみてからかう。



『あっ…妹ちゃん…由奈ちゃんだっけ?オハヨ♪』



『オハヨ…うございます…』



私はぎこちない返事をしてしまった。