好きになった人は…双子の兄でした。【完結】

私は何度もエコーの写真を見つめる…



頭…どこなんだろ…



まだ小さくてハッキリとは解らない…



私は家の扉をパタンと締めて二階へ上がった…



育に…



育に伝えよう…




私、一人じゃどうしようもない問題だもん…



帰って来たら言おう…



時計を見たら夕方の5時前だった…



もうすぐ帰って来る…



私はそう思いながら、育の部屋へ入り待つ事にした。