育が背中で呼吸するのが解る。



大きな背中…




私は育の背中に顔を埋める。


育の呼吸の音…
育の香り…



全てが恋しく…



私はいつまでこうして育の背中を見つめていられるのだろう。



そう思うとたまらなくなって育の服をギュッと握り締めた。